2016年5月7日土曜日

JBL S101のエッジ交換

現在のオーディオシステムはシンプルである。HPのノートパソコンとケンウッドKAF-A55をUSB接続で聴いている。このノートパソコンの中にはCD150枚分が非圧縮のwavデータとして保存してあるのだが、そのほとんどは1990年以前のものである。

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このS101のエッジがかなり傷んでいることは前回のブログで書いたが、いまはもうボロボロ状態。何れ機会を見て、エッジ交換をしようと思っていた。
このS101に合うエッジをどこで買うか、ネットで探していたら、
ノースウエスト トレーディング(Northwest Trading)と言うのがあった。接着剤・筆・マニュアルがついていて、送料も定形外だと無料。
品名はJBL 4425(2214H)等用エッジペア 3,180円
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フロントグリルを外して見ると、こんな風になっていた。低音を出さないようにして、小音量で聴くとそれなりに鳴っているので、このままでも実は聴ける。
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先ずは4本のスクリューを外して、黄色のクロスの上に置いた。もう既にエッジがコーン紙から剥がれているので、エッジの取り外しは簡単であった。
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エッジとフレーム間はスポンジと両面テープで固定していた。両面テープの糊は綺麗に取れないが、カッターナイフで何回も擦った。その流れでフレーム部に付着している糊も同様に取り除いた。
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手持ちの両面テープを半分幅に切り、一面に貼った。
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これで下準備は完了だ。あとは問題のエッジ貼り。
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付属の接着剤を少し希釈して、フレーム部全体に筆で多めに塗った。そして、スクリュー穴を避けて、スポンジをエッジの上に貼り、上から指で押し付けた。
※エッジのスクリュー穴部ははマニュアルに書いてあった電気コテは使わず、時計ドライバーと実際のスクリューで穴を開けた。
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いよいよ、コーン紙とエッジの接着だ。先ずは少量の接着剤でやってみたが、どうも付きが悪い。コーン紙裏側の接着剤の残りが影響しているようだ。
そこで、接着剤の濃度は筆に水を少し付けたのを、原液の接着剤でかき混ぜ、とにかく多めに塗った。この白っぽい部分は乾くと透明になると言うので、あまり気にしなかった。
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これは次の日、撮影したS101である。外観的にはS101が蘇ったような雰囲気だが、ロール部の膨らみが気になった。これだとフロントグリルの面とギリギリに感じる。そこで、フロントグリルはしっかり奥まで押し付けないで、少し浮かす気分で取り付けた。
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これまで、低域は絞って鳴らしていたが、ストレイトでも問題のない音になった。
今度はこれをハイレゾ対応の音源とアンプで鳴らして見ようかな、と気分になって来た。
※この作業に要した時間:半日ちょっと言うところか。

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