2014年2月5日水曜日

JBLのスピーカー(4312とS101)

友人が経営する「貸別荘・すずめのおやど」(大津市葛川細川町7)のブログを見ていたら、オーディオ装置を設置したとあった。
同ブログによると、「オーディオ装置はスピーカーがJBL4312とマランツのCDプレーヤー、そしてDENON のアンプとなってます。」とのこと。
「お~、あの4312かぁ」と先ず思った。それは4312がスタジオモニターとして有名なスピーカーシステムで
あったからである。
初代4312は1982年頃の発売。その後、いろいろなバージョンが生まれて来たので、「すずめのおやど」にある4312はどのアルファベットが付くのだろうか。(4312A、4312XP、4312B、4312MK2、4312BMK2、4312SX、4312Dの何れかな。)

また、同ブログには「おやどは山と自然に囲まれておりますので、周りを気にせず思いっきり楽しんでいただけます。」と書いているが、これはオーディオファンにとっては夢の話。私は未だに狭い部屋の一室で、音楽を聴いている。

実は私もスピーカーはJBL。型番はS101と言う古いやつ。ウーハーのエッジがかなり傷んでいるが、未だ使えている。
このスピーカーは1991年末仙台で購入したのだが、店の名前は忘れてしまった。(「株式会社 仙台のだや」かも。)
JBL S101の取扱説明書をスキャンすると、こんな風になった。
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このJBL S101を購入した当時、私が住んでいた相馬市まで、愛車ローレルSGXのトランクと後ろ座席に積んで運んできたのである。
この時は、常磐線脇の一軒家だったので、音を思いっきり出すことが出来た。
s-101
※関連ページ:猫のミー写真集(Akai 4440D,SPのSB-F1等有)

今、このS101は狭い部屋に置かれている。アンプがケンウッドのKAF-A55と言う小出力のものなので、JBLの能力を発揮させていない。でもエッジの関係で、大出力を出すと、歪むことだろう。
CDプレーヤーは安物。角形光デジタル端子に接続して、聴いている。
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image一番良く聴くのはギドン・クレーメルとウィンフィルのモーツァルト・バイオリン協奏曲。
指揮者はニコラウス・アーノンクール。
弾むようなリズムと音色の美しさが好きである。
録音は1983年と1987年にウィーンで行われた。
このCDは輸入盤だが、2枚組で1,799円(2014/2/5現在)とお買い得なのもいい。CDの名前は「
5 Violin Concertos」(Amazonのページへリンク)。

※メモ

●規格は説明書によると
・許容入力(連続プログラム):150W
・インピーダンス:8Ω
・周波数特性(±3dB):35Hz~16kHz
・指向特性(水平×垂直):90゜×40゜
・音圧レベル(1W、1m):92dB
・クロスオーバー周波数:900Hz
・エンクロージャー容積:53.5L
・寸法(W×H×D):445×629×320mm
・重量:29.1kg
説明書には書かれていないが、
低域用スピーカー:30cmコーン型(2214H)
高域用スピーカー:ホーン型(2416H+2371)
●購入備忘録
JBL S101とCDプレイヤー ステレオレシーバー TEAC MODEL NO. a3を同時に購入。これらは店の人に勧められて、買ったのだが、現金を持っていない。預金通帳の番号が分かればローンでOKとのこと。それで24回払いのローンをジャックスで組んだ。当時の預金通帳を調べたら、初回の支払いが1991/1/28 11,500円、2回目以後は毎月10,000円、ボーナス月払いが、37,400円などとなっていた。総額は締めて461,500円となった。今思うと随分な額を支払ったものである。